都内のコンビニにて、俺はこの後の仙台までの新幹線の中で食べるようの弁当とお茶を買いに行った。東京駅で買ってもよかったのだが、駅弁は冷たいから嫌だったので、東京駅に着く前のコンビニにわざわざ乗っていたタクシーを止めてもらい、運転手さんに待ってもらってまでしてコンビニに寄ってもらったのだった。だからもちろんお弁当は温めてもらうつもりでレジに進んだ。しかしレジはお客さんで埋まっており、レジ待ちのための「ここで待ちましょう」という人間の足の形の印のところに、俺の前に1人のおばあちゃんが品物を持って待っていた状態だった。俺はそのおばあちゃんの後ろに立って待っていたのだが、そのおばあちゃんはなぜか下を向いてもぞもぞとせわしなかった。何をしているのかと思ったら、おばあちゃんたらしっかりとその足の形通りに合わせて立とうとしていたではないか!いやおばあちゃん、その印は確かに足の形はしているのだけれども、あくまでも「このあたりで待ってね」というだいたいの印だから、そんなにしっかりと右足と左足をその足型通りに合わせようとしなくていいんだよ笑。しっかり合わせようとするあまり、なんだったらちょっとよろけそうになったりしてるし、あぶないよー。でもそんなおばあちゃんの行動に、お弁当よりも先に俺の心がほっこりと温まったのだった。アーメン。
でわまた。
でわまた。